
1965年生まれ。
岩手県出身、埼玉県越谷市在住。
<経歴>
1991年 大学院修了。メーカーに就職し、商品開発職として埼玉県に勤務。
1995年 結婚。
1996年 息子誕生。
2000年 娘誕生。
2007年 神奈川県に転勤。特命担当として業界初の商品を開発。単身赴任を始める。
2014年 小遣い稼ぎのためにFXを始める。
2015年 FXで約200万円のロスカットを経験。これを機にリスク管理を意識。
2018年 東京都に転勤。特命担当として技術職から営業職に。単身赴任を終える。
2025年 難病を患う。定年退職してセカンドライフを始める。
FXとの出会いについて
そもそも私がFXを始めたのは、月々2~3万円の稼ぎがあれば小遣いに余裕ができるなと思ったからです。何か投資をしようとした時に最初に浮かんだのは株ですが、どの株をどうやって選べば良いのか見当もつきません。そこで目を付けたのがFXです。最初は一番分かりやすい米ドル/円を始めればよさそうだし、レバレッジをかければ効率よく利益が出るらしい。じゃあやってみるかって感じで、本を読んだりデモトレードを試したりしていましたが、すぐに物足りなくなって、2014年に、少額取引が可能なSBI FXトレードに口座を開設しました。
リピート系FXの手法があることは、実はしばらく知りませんでした。為替市場を予測するためには、ファンダメンタル分析とテクニカル分析があることは本を読んで勉強しましたが、自分でやるとなると、どちらも簡単ではありません。そこで初心者の私は、「スワップポイントを貯めよう」という作戦にしました。小遣い稼ぎが目的の私はそれほど大きく儲けなくても良いので確実性を重視すべきと考え、米ドルに加えて当時スワップポイントが高めだった豪ドルを買いました。しばらく放っておくと、たしかにスワップポイントは貯まるのですが、もう一工夫できないかと思うようになり、「取引コストは高くないし、値上がりするたびに細かく決済を繰り返した方がいいじゃないか。」と気付きました。その手法を始めたおかげで利益も上がるようになりました。結果的にこれがリピート系FXだったのだと後になって知り、自分の考えは間違っていなかったんだと確信したのです。なので、私にはリピート系FXが合っているんだと思います。
「やばい、ロスカットされてる!」と気づいたのが2015/8/24の仕事帰りでした。これはチャイナショックと呼ばれた出来事で、米ドル/円が数分で約3円も下落しました。約200万円の損失です。FXを始めて1年近く経ち、取引量も増やしてきた矢先でした。せっかくコツコツ貯めたお金が無くなってしまったのです。疲れた体がさらに疲れるのを感じながら帰った記憶が残っています。のちにチャイナショックの記事を読むと、この動きは「フラッシュクラッシュ」と呼ばれ、短時間で急変動する予測が難しい現象という事でした。私はリスク管理の大事さを思い知ることになりました。
それにもめげず現在に至ります。失敗を繰り返さないように、毎日のように証拠金維持率をチェックしています。
難病について
セカンドライフ開始直前のタイミングで、顕微鏡的多発血管炎という難病にかかってしまいました。しかし不幸中の幸いで早く発見出来たため、後遺症が残らずに普通の生活に戻れました。完全に治ることはないようで、おそらく生涯、定期検査を受けながら薬を飲み続けて再発を防ぐことになるでしょう。
今まで大病にかかったことがなく、自分は大丈夫と思って無理な生活をして健康管理をおろそかにしていましたが、7週間の入院生活を経験し、健康をとても意識するようになりました。例えば、体力をつけるために入院中にストレッチ体操と簡単な筋トレを習慣づけました。これならわざわざジムに行かなくでも続けられそう。また、薬の副作用があるので骨粗しょう症に気を付けるように指導を受け、かかりつけの歯科を作って定期検診とクリーニングを行うように考えています。お酒や塩分もほどほどに。
この調子だと、実は、難病のおかげで逆に長生き出来るかもしれないと前向きにとらえています。