2拠点生活を始めた理由

2拠点生活 2拠点生活

私は60歳の定年を機に、2拠点生活を始めました。普通の2拠点生活は、平日は都会で働き、週末は自然豊かな場所で過ごすといったように、仕事や気分に合わせて柔軟に移動する新しい暮らし方として知られています。その場合、自分にとって有意義な2拠点目を探すのでしょうが、私の場合はちょっと違っていて、埼玉の自宅と岩手の実家を往復する生活です。

実家には高校卒業まで住んでいましたが、家を出てからは、盆と正月に帰省する程度で、たまに帰ると懐かしさと両親への甘えで英気を養うのが心地よくて、結婚してからも妻と子供を連れて帰っていました。子供にとっては、家の畑でとれた野菜を食べたり、閑散とした海岸で海水浴をしたり、地元民しか行かないようなスキー場でスキーを覚えたり、田舎ならではの体験ができたのではないかと思います。

そんな私も両親も年を取り、2025年9月に私は60歳の節目になって、父親は95歳、母は91歳です。今どきは、60歳定年になっても継続して5年間働ける仕組みはあるのですが、あと5年間、両親は大丈夫だろうか? さすがに90歳を超えて日常生活がままならなくなっている感じがするんだけど? という想いがあり、会社を退職することにしました。退職を両親のせいにするわけではなく、せっかく節目なのだから、新しい生活をしてみたいという前向きな気持ちも強かったです。

ということで、2025年10月から、埼玉と岩手の2拠点生活がスタートしました。いざ始めようとすると、年金がもらえるまでのあと5年間はどうするの? 再就職しても通勤できないのでは? 往復の交通費もかかるし? 妻の反応は? など、課題が出てきました。それらをこれから綴っていきます。

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